四柱推命の十二支「寅(とら)」とは?意味・特徴・性格をわかりやすく解説
十二支が語るもの·第三回
寅
IN · THE THIRD BRANCH四柱推命・十二支シリーズ、春を駆けだす一支。
前回は、十二支の2番目となる「丑」についてご紹介しました。今回は、十二支の3番目にあたる「寅」を解説していきます。動物では虎を表し、力強さや行動力、勇敢さを思い浮かべる方も多いでしょう。四柱推命における「寅」も、まさに前へ進む力・行動力・成長するエネルギーを持った十二支です。
一寅は春の始まりを表す十二支
土の中の生命が、外の世界へ動き出す
「寅」は、「子」で新しい生命が生まれ、「丑」でじっくりと力を蓄えたあとに続く十二支です。「寅」になると、それまで土の中に隠れていた生命が、いよいよ外の世界へ向かって動き始めます。
寒い冬が終わり、春の訪れとともに草木が芽吹き始める。そんな新しいスタートの勢いを象徴しているのが「寅」です。
行動する。挑戦する。
成長する。前進する。
まだ完成している状態ではありません。しかし、「これから大きく伸びていこう」という強いエネルギーを持っています。
二寅の五行は「木」
現状にとどまらず、次のステージへ
四柱推命では、十二支にも五行が割り当てられており、「寅」の五行は木です。
木には、成長・発展・向上心・行動力・柔軟性・理想に向かう力といった性質があります。植物が太陽に向かって伸びていくように、「寅」も現状にとどまるより、次のステージへ進もうとする性質を持っています。
「もっと成長したい」「新しいことに挑戦したい」「今より良くしたい」という気持ちが生まれやすい十二支ともいえるでしょう。じっと待っているよりも、自分から動くことで運をつかみやすいのが「寅」の特徴です。
三季節・時間・方角
準備から行動へ切り替わるタイミング
「寅」が表す季節は春の始まり。月に当てはめるとおよそ2月頃、まだ寒さが残る時期ですが、暦の上では立春を迎え、少しずつ春の気配が感じられるようになります。「丑」までは冬の中で力を蓄える時期でしたが、「寅」になると蓄えてきたエネルギーが外へ向かって動き始めます。
時間で見ると「寅」が担当するのは午前3時頃から午前5時頃まで。まだ夜が明けきってはいませんが、少しずつ空が明るくなり始める時間帯です。真っ暗だった夜から朝へと移り変わり、新しい一日が始まろうとしています。ここにも、暗闇から光へ、停止から活動へ、準備からスタートへという「寅」らしい性質が表れています。
方角では東北東にあたります。「丑」の次に位置し、太陽が昇る東へ向かっていく途中の方角で、「木」の五行と深く関係しています。これから一日が始まるように、「寅」も新しい物事をスタートさせる力を持っています。なお「丑」と「寅」の間の方角は、昔から鬼門と呼ばれてきました。
四寅を持つ人に表れやすい特徴
命式に「寅」がある人
命式に「寅」を持っているからといって、すべての人が同じ性格になるわけではありません。日干や他の干支、五行のバランス、どの柱にあるのかなどを総合的に見て判断しますが、「寅」が持つ性質としては次のような特徴が表れやすいと考えられます。
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01 · 行
行動力がある
「まずやってみよう」と考え、思い立ったら比較的早く行動に移すことができます。新しいことにも前向きに挑戦できるタイプです。
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02 · 向
向上心が強い
現状に満足するだけではなく、「もっと上を目指したい」という気持ちを持ちやすい傾向があります。仕事や勉強、趣味などでも自分を成長させることにやりがいを感じるでしょう。
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03 · 義
正義感が強い
曲がったことを嫌い、「これは正しい」「これは違う」と自分なりの基準をしっかり持っている人も多いでしょう。困っている人を見ると放っておけない一面が表れることもあります。
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04 · 決
決断力がある
考えるだけで終わるのではなく、「こうしよう」と決めたら前へ進む力があります。周囲を引っ張っていく役割を任されることもあるでしょう。
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05 · 熱
情熱的
自分が「これだ」と思ったことには、強いエネルギーを注ぎます。好きなことや目標が見つかると、一気に行動力が高まるタイプです。
「寅」の行動力や向上心は大きな長所ですが、強く出すぎると、せっかちになりやすい・考える前に動いてしまう・人の意見を聞かずに進んでしまう・負けず嫌いが強く出る、といった形で表れることがあります。
前へ進む力が強いからこそ「早く結果を出したい」と焦ってしまうことも。行動力は「寅」の大きな魅力ですが、ときには周囲の意見を聞いたり、立ち止まって状況を確認したりすることも大切です。「進む力」と「待つ力」の両方を持つことで、「寅」の良さをさらに活かすことができるでしょう。
終チャンスを自分でつかみにいく
自分から未来を切り開いていく力
「寅」の大きな魅力は、自分から未来を切り開いていく力です。何かが起こるのを待つのではなく、「まず動いてみよう」「挑戦してみよう」「自分で変えていこう」という気持ちを持ちやすい十二支。最初からすべてがうまくいくとは限りませんが、失敗してもそこから学び、再び前へ進んでいける強さがあります。
四柱推命では、「寅」が年柱・月柱・日柱・時柱のどこにあるのかによって、その意味も変わります。自分の命式に「寅」がある方は、どの柱に入っているのか確認してみると、さらに自分自身への理解が深まるかもしれません。
